武道の叡智と人間学とを掛け合わせた「文武両道」の学びを目指す中心道。
その中心道の新潟支部であり、自分の人生を自由自在に生きられる人を増やす塾。
それが、「中心道 和光塾」です。
このブログでは、中心道新潟支部 和光塾のメールマガジンを抜粋・転載してお送りいたします。
メルマガは2週間に1回程度配信されます。
逃さずに読みたい! という方は、ぜひメールマガジンの登録をよろしくお願いいたします。
困ってるんだけど、誰にも聞けない・・・。
どうしたら良いかを相談したい・・・。
皆さんのそんなお悩みに、和光塾 塾長 加藤克己が時に熱く、時に笑いを交えて回答していきます。
ぜひ、お楽しみに。
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【質問】
なぜか、いつも「間が悪い」と言われます。
これって、私が悪いんですか?
【塾長の答え】
「マヌケ」って、決して、いい意味では使わないですよね。
「マヌケ」とは「間抜け」、つまり「間が抜けている」ということですから
「間が悪い」のは良いことではありません。
ここからは自論ですが、「間が悪い」ということは「自分勝手である」ということに繋がるんですよ。
例えば、全員で出かけようとした時に一人だけトイレに行って出発が遅れたり、飲み会で乾杯しようという直前に電話に出て席を外したり・・・。
こういった「間の悪さ」もありますよね。
「トイレに行きたいんだから仕方ない」
「大切な電話だからしょうがない」
と、間の悪い人は考えるかもしれませんが、一緒にいる人たちは「なんで今?」と思ってしまうでしょう。
「間」を感覚的に掴めていれば、みんなが支度をしている間にトイレを済ませておくことができたり、
乾杯だけ済ませて、すぐ後に折り返しの連絡を入れるなど、対処方法が見つかるはず。
その「間」を感じ取れないのは今、自分がいる「場」全体の流れを読めずに自己都合だけで動いているから、とも言えるかもしれません。
コミュニケーションは原則、お互いにやり取りをしながら進めていくものですよね。

これは言い換えるとするならば、お互いの「間」を受け取り合いながら進めている、ということなのです。
相手がどういう「間」で話し、どういう「間」で話が止まるのかをお互いに察し合いながら、間を見て
こちらの話をしたり、相手の話を聞いたり。
これができない人が「間が悪い」人で、それは即ち「自分の『間』でしか話せない」
ということに繋がっていくわけです。
もちろん、悪気があってしているわけではないのでしょう。
でも、恐らくですが、間が悪い人は、自分の「間の悪さ」を意識して改善しようとしていない
のではないか・・・と思います。
間を掴むために必要なことは「相手に共感する」ことです。
相手の話をよく聞いて共感・共鳴していると、自ずと相手との「間」は合ってきます。
コミュニケーションというと何となく「発信」がメインというイメージを持つかもしれませんが、実際には「受け」ができることの方が大切だと、私は感じています。
相手と円滑なコミュニケーションを図るためには、相手のことを知らなければ上手くいきません。
ですから、こちらから相手のことを引き出すことが重要になるのです。
カタい言い方をすれば「情報収集」ですよ。
相手に質問を投げかけて相手の考え方や性格、あるいは大切にしていることなどを知る。
こういうことに共鳴・共感できると、自然と会話の間は改善していきます。
ただし。一方的に質問攻めにしてはダメですよ。
たまに、一方的に質問し続けて、まるで尋問のようになっている会話を見かけたりしますが・・・。

これはこれで、間が悪いでしょう。
相手の情報を収集して共鳴・共感して、その上でこちらの話もする。
こう書くと「当たり前じゃないか」と思ってしまうかもしれませんが、間の悪い人は、これができていません。
そして、間を学ぶには、会話で訓練するのも大切ですが、身体を使って学んだ方が実感しやすいですよ。
中心道「武術」は、間が悪かったら絶対にうまくいきませんから、身体を使って自分のクセに気付くことができます。
「人との会話がなぜか途切れがち」「『間が悪い』と言われる、自分もそう思う」という方は、武術を通じて「間」の感覚を学び、それを会話に置き換えた方が上手くいくと思いますよ。
それでは、今回はここまで。
また、お会いしましょう。