【塾長に聞け!】Vol.2 「『志』が見つからないんです」

武道の叡智と人間学とを掛け合わせた「文武両道」の学びを目指す中心道。

その中心道の新潟支部であり、自分の人生を自由自在に生きられる人を増やす塾。

それが、「中心道 和光塾」です。

このブログでは、中心道新潟支部 和光塾のメールマガジンを抜粋・転載してお送りいたします。

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逃さずに読みたい! という方は、ぜひメールマガジンの登録をよろしくお願いいたします。

困ってるんだけど、誰にも聞けない・・・。
どうしたら良いかを相談したい・・・。

皆さんのそんなお悩みに、和光塾 塾長 加藤克己が時に熱く、時に笑いを交えて回答していきます。

ぜひ、お楽しみに。

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【質問】
自分がどう生きていけば良いか、何をしたいかという『志』が見つかりません。どうしたら見つけられるでしょうか?

【塾長の答え】
まずは「コレだ!」と思ったことをとにかくやってみる、というのが一番大切です。

多くの人は「コレだ!」と思っても、トコトンまで追求しないことが多い。

「トコトン」レベルに行く前に「本当にコレで良いのかな」とか「こっちの方が合ってるんじゃないか」とか勝手に迷って、違う道に進もうとする。

で、その道をトコトンまで行けばいいけれど「やっぱり違うかもしれない」とか「コレで本当に合ってるのかな」とまた迷い出す。

敢えて厳しいことを言いますが「志」を見つけようと思ったら、とにかく追求してみないと無理ですよ。

「コレだ!」と決めた道を追求して追求して、さらに追求した先で「やっぱりコレ!」と確信するかもしれないし、「違った!」となるかもしれない。

本気で、真剣に追求してみないと「本当にコレで合ってるかどうか」なんて見えてくるはずがないんですよ。

中途半端だと、得られるものは少ない。

本気で打ち込めば、その道が仮に自分の志と直結していなかったとしても、その後の人生で必ず役に立ちます。

で。志を見つけたいのであれば、大切なポイントが一つあります。

「一人でやらないこと」です。

自分が志を持って、何かを始める時。それは「初めて挑戦すること」が多いでしょう。

初めて挑戦することだとしたら、それが「自分に合うか、合わないか」なんてわかるはずがないと思いませんか?

何事かに打ち込んでみると、人生の先輩、あるいは師匠がそれを見て「この人はこの道を行けばいい」とか「この人は違う道に進んだほうがいい」と判断してもらえるようになります。

ただし、自分の志に気付くのはもちろん「自分」ですよ。

ただ自分一人だと、その道を進んでも、迷いが生じて違う道に移ったりトコトンまでやり抜く、というレベルに到達しにくいでしょ。

だから、厳しい人を師匠にして「トコトンやる!」と決めた方が自分の人生を加速させる近道になる。
わたしは、そう思っています。

経験が浅いうちは「できたか、できなかったか」とか「自分が好きか、嫌いか」に左右されて「向いているか、向いていないか」に自分で気づくことは極めて難しい。

仕事などでもそうですが「もう少し続けたら、突き抜けるのに・・・」と、こちらが思っているタイミングで「向いてないので辞めます」と言ったりする。

これはもったいないですよ。

仕事に限らず、人生全般においてこういうことがしょっちゅうある。

できれば、早いうちに人生の師匠を見つけて、自分はどう生きていくべきか、どういう道を進むべきかの指導を受けた方が良い。私はそう思います。

それでは、今回はここまで。
また、お会いしましょう。

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