武道の叡智と人間学とを掛け合わせた「文武両道」の学びを目指す中心道。
その中心道の新潟支部であり、自分の人生を自由自在に生きられる人を増やす塾。
それが、「中心道 和光塾」です。
このブログでは、中心道新潟支部 和光塾のメールマガジンを抜粋・転載してお送りいたします。
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こんにちは。
中心道 新潟支部 和光塾 塾長の加藤克己です。
皆さん、「友だち」はいますか?
いや、別に私は友だちが多いですよと自慢したいわけではサラサラなくて。
友だちがたくさんいることや、人脈が広いことを「良いこと」だと考える風潮があると思いますが、私は必ずしもそうだとは思いません。
私自身は若い頃、商工会議所青年部の活動で、それこそ日本全国津々浦々、色々なところを飛び回っていました。その時には、恐らく1,000人以上の方々とお会いしたのではないかと思います。
でも、それだけの人に会って、今も顔と名前が一致する人は少数です。
その頃は全国の繁華街を飲み歩いて、色々と遊んだりもして(笑)。もちろん「楽しい!!」と思っていました。
でも、何かが違うんですよね。「違いの分かる男」ですから、私。
このネタが分かる人ってもうアラフォー超えですよね。仲良くなれそうな気がします。
話を戻して。
何が違うかというと「本当に楽しい」時は、日程や行程がどんなにハードでも疲れが残ったりしないんです。
でも「楽しいと錯覚している」時は違う。やってる最中は良いんですよ。でも、離れると疲れてしまうんです。
中心道では常々「社会的成功」と「人間的成功」両方を目指そう、と言います。
経済的に成功している大社長だけれど、人望がなかったり、家族と不仲だったり。
そんな人生って、どう思いますか? つまらないし、嫌じゃないですか。
でも、経済的・社会的な「成功」も重要。
「幸せだけど、家族が路頭に迷ってます!」とか、あり得ないじゃないですか。実際の話。
「社会的成功」と「人間的成功」の両輪を目指す。これこそが「中心道」の考え方なのです。
出会った人と、本当に深いご縁を結ぶ。
これができていたら、大きな喜びになる。そうなれば本当に楽しいし、疲れません。
山のような名刺を見て「この人、誰だっけ・・・?」と頭を悩ませることもないですよ。
そう思ったところから、意識が変わり始めました。
一生繋がる仲間と「より深く繋がる」ことを大切にしようと思ったのです。
確かに、仕事やビジネスにおいては顔が広い方が「得」な場面もあるでしょう。だから、お互いにメリットがあるならそういう付き合いをすることも、悪いことだとは思いません。
ただ、私は「もう良いかな」と。
仕事やビジネスにおいては「損得勘定」抜きの関係は成立しない。
でも、一生の仲間、一生の同志とは、その関係が永続的に続いていきます。
『ONE PIECE』に出てくるチョッパーの師匠Dr.ヒルルクが、こんなことを言っています。
「人はいつ死ぬと思う・・・?
心臓を銃で撃ち抜かれた時・・・違う。
不治の病に犯された時・・・違う。
猛毒キノコのスープを飲んだ時・・・違う!!
・・・人に忘れられた時さ・・・!!!」
私は、仲間や同志と深いご縁を結んでいきたいと思っていますし、お客様や取引先とも、同じように「同志」として繋がっていきたい。
心から、そう思っています。
同志や仲間たちと繋がり、損得勘定を超えて深いご縁を結ぶ。その人間関係の中で本当に「楽しく」生きていく。
これこそが、私が考える「人間的成功」なのです。
それでは、今回はここまで。
また、お会いしましょう。