和光塾ブログ vol.36 「悲しみをしらぬ男に勝利はないのだ!」

武道の叡智と人間学とを掛け合わせた「文武両道」の学びを目指す中心道。

その中心道の新潟支部であり、自分の人生を自由自在に生きられる人を増やす塾。

それが、「中心道 和光塾」です。

このブログでは、中心道新潟支部 和光塾のメールマガジンを抜粋・転載してお送りいたします。

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こんにちは。

中心道 新潟支部 和光塾塾長の加藤克己です。

「人生で大切なことは全てマンガから教わった」と割と真剣に思っている私です。

特に、昔の少年マンガは良かった!

『北斗の拳』にしろ『ろくでなしBLUES』にしろ『ドラゴンボール』もそうかな。

人間らしさというか、「情」がありますよね。

『ろくでなしBLUES』なんて、基本的にはヤンキーがずっとケンカしてるようなマンガですけど、悪いやつが最後まで悪いままではなかったりするんですよね。

途中で改心したり、心から懺悔したりする。

『ドラゴンボール』もそうじゃないですか。

最初はピッコロやベジータも悪いやつで登場するけれど最後には「いいヤツ」になる。

振り返ってみると昔の少年マンガには泣くシーンが多かったなーと思いますよね。

しかも、男たちが号泣するシーンがけっこうありました。

それだけ喜怒哀楽を全面に出してたってこと。

それこそが「情」だし「人間味」だと思うんですよね。

私は元々引っ込み思案でシャイで人と話すのが苦手な子でした。

そんな私が、小学校2年生で『週刊少年ジャンプ』に出会ってしまうわけですよ。

少年マンガに心を奪われて魂が震えましたよね。ホントに。

とはいえ、私自身は小学生~高校、大学くらいまでは割とクールに見せようとして感情を抑えてた記憶がありますね。

「喜怒哀楽を出す」って言い換えると「肚を見せる」ことなんです。

自分が何に喜び、何に哀しみ、何で怒り、何を楽しみに感じるか。

それを知ってもらうことが自分という人間を理解してもらうのに一番手っ取り早い。そう思いませんか? その人の喜怒哀楽が見えるとより深くつながれると思うんです。

そのことが理解でき始めたのは社会人になって、人材育成を行うタヤマ学校に参加するようになり、感情を揺さぶられて喜怒哀楽を出すようになってからじゃないかなと思いますね。

これは、会社や仕事でも同じ。

私は仕事で関わる人にも喜怒哀楽をオープンにします。

その時に「おっ」と思って同じように喜怒哀楽を見せてくれる相手とはすぐ仲良くなれるし、良い仕事ができる。そういう印象がありますね。

私は幹部たちには腹の底まで見せてますよ。

自分から心を開いて、つながりに行く。

だから、なるべく現場の社員とは接点を持たないようにしてるんです。

なぜって? だって課長や部長より私の方が人望集めちゃったら、みんな仕事しにくいでしょ(笑)だから、幹部たちにも私くらい喜怒哀楽を見せて、部下たちとつながってほしいなと思いますよ。

まあ、それでも私のほうが人望は篤いと思いますけどね(笑)

あ、「喜怒哀楽を出す」と言っても、いつもプリプリ怒っているのとはまた別の話ですよ。

大いに笑い、大いに泣き、自分の感情にフタをしないで、それを人に見せることを厭わない。それこそが「人間味」だと思うんですよね。

私の師匠たちはみんな「よく笑い、人をよく笑わせる」。これが共通点でしたね。

人を笑わせるために冗談を言い誰かが言ったことで大いに笑う。

自分が楽しむことはもちろん、周りの人を楽しませることにも常に気を配っている。

それが、私の師匠たちの共通点なんですよ。

あなたは、喜怒哀楽を表に出せていますか?

それでは、今回はここまで。
また、お会いしましょう。

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