和光塾ブログ vol.35 「『モード』を変えると見え方が変わる」

武道の叡智と人間学とを掛け合わせた「文武両道」の学びを目指す中心道。

その中心道の新潟支部であり、自分の人生を自由自在に生きられる人を増やす塾。

それが、「中心道 和光塾」です。

このブログでは、中心道新潟支部 和光塾のメールマガジンを抜粋・転載してお送りいたします。

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こんにちは。

中心道 新潟支部 和光塾塾長の加藤克己です。

唐突ですが皆さん、沖縄は好きですか。

良いですよね沖縄。暖かいし、海はきれいだし、のんびりできて最高!!

そうですよね。たしかにその通り。

私が小学生の頃に家族旅行で行った沖縄では、海で遊んだ記憶が残っています。商工会議所青年部の集まりで何度か沖縄に行った時には会議室と飲み屋街を行ったり来たりするだけでした(笑)

実は最近、改めて沖縄に行く機会がありました。

私が学んでいる中心道の塾で同志の皆さんと行ったのですが・・・。モノの見え方が全く違いました。

大東亜戦争(太平洋戦争)時、沖縄が最前線になったことはもちろん以前から知っていましたし、そういう史跡を見たこともあります。でも、いろいろなことを学んでから見聞きしてみると自分の受け取り方が全く変わりますね。

明治12年の「琉球併合」によって沖縄県になる以前、「琉球王国」は450年以上の長きにわたって独自の文化・生活を持っていたわけです。そんな琉球の地が戦争の最前線となってしまった。そこで生きてきた皆さんも戦争に巻き込まれ、戦うことを余儀なくされてしまった。

今の、リゾートになった沖縄「だけ」を見ていたらその想いに触れることは恐らくできないでしょう。

かくいう私も沖縄の飲み屋街を徘徊していた頃はそこまで思い至らなかった(苦笑)

でも、それは沖縄だけではなく日本各地にそういった歴史があるということです。

私たちは簡単に「日本」とか「日本人」と言います。もちろん、それは当然のこと。私たちが住んでいるのは日本だし、私たちは「日本人」で間違いありません。

でも、遡って考えるとどうか。

かつて沖縄は「琉球王国」だったし、北海道は「蝦夷」だった。私がいる新潟だって、「越後国」あるいは「長岡藩」や「高田藩」だったわけです。

私たちは現代に生きています。でも、現代に単体で存在しているというわけではありません。両親がいて、さらにその両親がいる。ご先祖様が連綿とDNAをつないで今私たちがここにいるわけです。

ということは、ですよ。

ご先祖様たちがどんな場所で暮らし、どんな文化で生きていたのかが今の私たちにも影響している。

そう考えるのが自然ですよね。

私は沖縄に行って、土地の歴史や文化を感じ新潟市の歴史やDNAを改めて調べてみたいなと思いました。

別に沖縄へリゾート気分で行くのがダメって言いたいんじゃないんです。

ただ、人間には色々な「モード」があってそのモードによって見えるものや物事の捉え方は変わる。色んなモードを持っていた方が人生は豊かになるし、深みも増すと思うんですよ。

同じものを見ても、人それぞれ捉え方は違います。違って当然です。ただし、知識があるかないかで
見る角度や切り口の数は自ずと変わってくるでしょう。

いろいろな物事の見方や捉え方を知っているから「モードチェンジ」ができる。このことが大切です。

和光塾でお伝えする「空の法則」。その中にこんな一節があります。

「知識があるから意識ができる」

知っているから、そこに意識が向き、その視点から物事を見られる。だからこそ、見たものから得られる情報が深くなるのです。

それは、何事に関しても同じこと。

知っているようで知らない「人間」について深く学ぶことで、自分自身についてはもちろん、周りにいる人たちに対する理解がさらに深まっていく。

「人間とはどういう生命体か」に関する知識を学び、解析を進め新たな視点を得るための塾。それが中心道新潟支部「和光塾」です。

いつもはテキトーなことばかり書いてるブログだなーって思うかもしれませんけど、ちゃんとしたことも書けるんですよ(笑)

テキトーなことも書きながら、たまにマジメなことも書く。マジメばっかりじゃ、つまらないからね。

それでは、今回はここまで。
また、お会いしましょう。

それでは、今回はここまで。
また、お会いしましょう。

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