こんにちは。中心道 新潟支部 和光塾塾長の加藤克己です。
右の拳を天に向けて高々と突き上げたまま仁王立ちで一言。
「わが生涯に一片の悔いなし!!」
ここまで来たら、誰の話かわかりますよね。そう、『北斗の拳』のラオウです(笑)
https://www.kinpa.jp/mitsuketa/item/raou/
▲こんな焼酎あるらしいんですよね(笑)
私は『北斗の拳』ならもっと他に好きな登場人物はいますが、このラオウの「死に様」は強烈な印象として残っています。
どう生きるのか」ももちろん大切。でも「どう死ぬのか」も大切です。
私はカミさんにこんな話をしたことがあります。
寒いけれど、天気のいい日の朝。新聞を取りに行って、ツルッと足を滑らせて頭を打って、笑ったまま横たわってる。
「オレ、そんな死に方をするんだ」と言ったら、カミさんはこう言いましたね。
「うち、新聞取ってないわよ」と(笑)。
もしくは『スター・ウォーズ』のマスター・ヨーダの死に方もイイですね。
自分の死期を悟って布団に入り、弟子と大切な話をする。身体は弱っていても、意識はハッキリとしたまま。そして最後には「じゃ、そろそろ行くわ」みたいな感じで、電池が切れるように静かに目を閉じて永遠の眠りにつく。
なんか、カッコイイじゃないですか(笑)。
実在する私の師匠で言うと、和合医療ヒーリング施設「やま」の会長氏家五十六さんですね。末期がんで苦しかったはずなのに、お見舞いに来た客には苦しい顔を一切見せなかった。淡々としたまま亡くなっていかれた。そんな印象が残っています。
これはあくまで私が理想とする「人生の終え方」です。
でも、終え方をイメージすると、そこまでのプロセスも自ずと見えてきますよね。
まずは理想のゴールを決める。
そこから現在に戻ってきてゴールに至るために必要なプロセスや段階を考える。
後はそうなるように動いていく。
これは和光塾でもお伝えする「意識マネジメント」ともつながる部分ですよ。
これは経営でも同じで、私は「これをしたらいくら利益が出るか」みたいな話をあまり細かくし過ぎないように意識しています。
会社としての理想のゴールを設定して各部門に役割を割り振っていく。そして、ズレがあるようなら
フィードバックする。それ以外は基本的に各部門へ任せる。
ゴールを決めておくことで、プロセスは勝手に決まっていくんです。
だから「ゴールを決めておく」ことが大切だと私は思っているんです。
話を戻すと、マンガの主人公って「死んだら終わり」じゃないですか。だから、ほとんど死なない。だから私の場合、主人公よりも、強烈な「死に様」を見せてくれるキャラクターにこそ共感しちゃうんだよなあ。
私は強烈な存在感を残して人生の終わりを迎えたいわけです。
だから、カミさんや娘から「自分大好きだよねえ」って呆れられるんですけど(笑)
まずは自らの理想を描く。
自分にとって最高に価値のある仕事とは。
自分にとって最高に価値のある人生とは。
そこに向かって今の自分が何が出来るか、何をすべきか。
そう捉え直してみると、毎日の過ごし方、命の使い方が変わるかもしれません。
あなたは、人生の終わりをどのように迎えたいですか?
それでは、今回はここまで。
また、お会いしましょう。