和光塾ブログ vol.32 【運】が悪けりゃ死ぬだけさ

武道の叡智と人間学とを掛け合わせた「文武両道」の学びを目指す中心道。

その中心道の新潟支部であり、自分の人生を自由自在に生きられる人を増やす塾。

それが、「中心道 和光塾」です。

このブログでは、中心道新潟支部 和光塾のメールマガジンを抜粋・転載してお送りいたします。

今回の記事からは、塾長・加藤克己による「人生が自由自在になる」メッセージをお送りいたします。ぜひ、克己が語る言葉をお楽しみに。

メルマガは2週間に1回程度配信されます。
逃さずに読みたい! という方は、ぜひメールマガジンの登録をよろしくお願いいたします。

こんにちは。
中心道 新潟支部 和光塾塾長の加藤克己です。

今回から、こちらのブログでも私が直接皆さんに語りかけるスタイルにしていきたいと思います。引き続き、よろしくお願いいたします。

私が27歳で社長になった頃、会社は過去最大のピンチを迎えていました。メインバンクが破綻し、
資金繰りが悪化。忘年会をしている裏で来年の資金をどうしようか、みんなで自動車ローンでも借りて
凌ぐしかないか・・・なんて本気で考えたこともありました。

まさに八方塞がり。一体どうしたら良いのか・・・?

経営者はみんなそうだと思いますが、会社の状態が悪いときは、何を見てもマイナスに見えちゃうんですよね。

私が新潟に戻ってきたときは、本当にいつ会社が潰れてもおかしくない・・・という状況。

正直、この先どうなるんだろう?と不安でしたよ。

そりゃそうですよね。「社長」と言ったって、経験もなにもない27歳の若造だったわけですから。

そんな時、私の父である、当時じゃ会長職に就いていた健一が、こんなことを言ったんです。

「『四面楚歌』でも、天井は空いてる」

そんな状況でも、会長は「なにか突破口があるはずだ」と意識を張っていたんでしょうね。

辛いこと、しんどいことから目を背けたくなることもあります。そして、目を背けた方がラクなんです。でも、そうすると全て終わってしまう。

この時は、会長がいたから一緒に乗り越えられた、と思いますね。

その後も辛いこと、しんどいことは山ほどありました。

でも、そんな時にどう乗り切るのか。どう現実を変えていくのか。

大切なことは「右往左往しない」ってことだと思うんです。

とはいえ、普通はですよ、普通は右往左往しますよね。じゃあ、どうしたら右往左往しなくなるか。

唐突ですが、皆さんは『俺たちは天使だ!』というテレビドラマ、知ってますか?

知ってる! 見たことがある! という人は・・・年齢がバレますね(笑)

このドラマの主題歌、『男たちのメロディー』の一節にこんなフレーズがあります。

「運が悪けりゃ死ぬだけさ 死ぬだけさ」

これなんですよ。

「運が悪けりゃ死ぬだけさ」って思えたら、楽になるんです。しかも、明るくね(笑)。

「あ。最悪死ぬだけだよな」って思えますから。いや、本当に。

裏を返せば、大失敗しても、生きてさえいれば何とかなる。チャンスがまたやって来る。「生きてるだけで丸もうけ」なんです。だって、死ぬのが大前提ですから。

だったら、いつ死んでも後悔しないよう、いま、全力を尽くしたら良い。そう思いません?

ただまあ、私は108歳まで生きるつもりですけど(笑)

それでは、今回はここまで。また、次回のブログでお会いしましょう。

和光塾ブログTOPへ

PAGE TOP