武道の叡智と人間学とを掛け合わせた「文武両道」の学びを目指す中心道。
その中心道の新潟支部であり、自分の人生を自由自在に生きられる人を増やす塾。
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加藤克己が「師」と仰ぐ人々の共通点。それは「人間味があること」と、克己は言います。
師はそれぞれに、専門分野を持つ方々ばかり。だからこそ、その分野においては近寄りがたい迫力を持っている。かと思えば、喜怒哀楽があり、人間らしい部分が見えることも、克己の師匠には共通していると言います。
「それとみんな、よく笑いますね」
克己は、自分の師匠たちの共通点について、こう言います。
笑うことで相手を緩め、和ませ、その場の雰囲気を変えられることも、克己が接してきた「一流の人々」の共通点だというのです。
そして、もう一つの共通点が「進化をあきらめない」こと。
自分の限界を自分で決めることなく、あきらめずにトライし続ける。これもまた、師匠全員が持っている姿勢だったというのです。
克己が師匠と仰ぐ一人で、和合医療ヒーリング施設『山』の会長だった氏家五十六氏も、ガンを患い、末期状態になってもあきらめず、強がって生きることを続けていたと克己は振り返ります。
「『強くなる』ことは難しいかもしれません。でも『強がる』ことはできるはず。私は『強がれる』ことこそがカッコイイと思うんです」
末期ガンで苦しい、辛い状況においても見舞客に笑顔を見せ、気丈に振る舞う。そんな氏家氏の姿を見て、克己は改めて「この人みたいになりたい」と憧れの想いを強くしたのだそうです。
子どもの頃にはマンガのヒーローに憧れ、大人になっても周りにいる「カッコイイ大人」たちに憧れてきたという克己。
「『憧れ』って『マネすること』から始まると思うんですよ。憧れの対象をマネて、近付いていく。で、私の場合はその対象がたくさんいる(笑)。だから、様々な憧れの対象をマネてきたことが統合されて今の自分になっている。そう思いますね」
憧れの存在と同じようになれるか、なれないかではなく。
「そういう人になりたい」と本気で思い、近付きたいと思うからこそ、人は現状から成長する。克己はそう言います。
周りの人に影響を受け、憧れ、近づこうと努力をしてきたからこそ、克己は進化・成長を続けてきたのかもしれません。
それでは、今回はここまで。また、お会いしましょう。