武道の叡智と人間学とを掛け合わせた「文武両道」の学びを目指す中心道。
その中心道の新潟支部であり、自分の人生を自由自在に生きられる人を増やす塾。
それが、「中心道 和光塾」です。
このブログでは、中心道新潟支部 和光塾のメールマガジンを抜粋・転載してお送りいたします。
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和光塾 塾長の加藤克己が社長を務める「和光ベンディング」。克己は、この会社の創業者である父・健一のことを自らの師匠の一人であるといいます。
「商売が好きで、勘が良くて、ビジネスで『勝負』ができる人」
克己は、父・健一について、こう話します。
「勝負」の一例として、克己創業後すぐ、長岡市、上越市、村上市に営業所を設立したことを挙げます。新潟県は広く、和光ベンディングの本拠地である新潟市エリアから長岡市、上越市、村上市は、車で1時間以上かかる距離。
まずは新潟市エリアで基盤を築いて、その後に各エリアに進出する・・・というのがおそらくは「定石」です。しかし、創業者である健一は、いち早く長岡市、上越市、村上市を含む県内全域を抑えることを決め、早い段階で営業所を置いたのです。
「自分が同時期に創業していたとしたら、この一手は打てなかったと思う。勝負ができる人こそ、ビッグビジネスが作れる人なんだと私は父を見て思いましたね」
克己は、同じ状況で自分が経営者だったら、ビジネスを今と同規模に広げるのに2〜3倍の時間がかかっていたかもしれない、と考えるといいます。
「勝負」できるからこそのスピード感で、創業当時の和光ベンディングは事業を拡大していったのです。そして克己は、そのことを素直に尊敬していると話すのです。
今回は、ここまで。
次回、またお会いしましょう。