道の叡智と人間学とを掛け合わせた「文武両道」の学びを目指す中心道。
その中心道の新潟支部であり、自分の人生を自由自在に生きられる人を増やす塾。
それが、「中心道 和光塾」です。
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「自由」とは、何か。
言葉の意味はわかるし、理解しているつもりでも、明確に説明しようと思うと、なかなか困る言葉。
「自由」も、そんな言葉の一つかもしれません。
中心道 新潟支部 和光塾塾長 加藤克己にとって、「自由」はとても大切な言葉です。
「自由」について国語辞典で調べてみると、こんな意味が出てきます。
一)自分の意のままに振る舞うことができること。また、そのさま。
二)勝手気ままなこと。わがまま。
三)哲学で、消極的には他から強制・拘束・妨害などを受けないことをいい、積極的には自主的、主体的に自己自身の本性に従うことをいう。
四)法律の範囲内で許容される随意の行為。
私たちが日常的に使う意味で言えば、一)または、二)が当てはまるでしょう。
では、自分の意のままに振る舞うことができて、勝手気ままに生きられたとしたら。
それは本当に「自由」な生き方、「自由」な人生と言えるのでしょうか。
克己は「自由」について、こう解説します。
自由という言葉を、「自らに由る」(みずからによる)と読むと、自由とは「自分の好きなようにする」と解釈できます。これは要するに「わがまま」や「自我」とも言えるでしょう。
しかし、「自ずからに由る」(おのずからによる)と読むと、自由とは「自然の摂理・法則による」、「どうみてもそうである」と解釈することもできます。
克己は、本来の日本人の「自由」は、どうみても「自ずからに由る」(おのずからによる)だと言います。克己が考える本当の「自由」とは、自分の足で立ち、自分の可能性を信じて、自分を尊び、自分を戒め、自然体であること。
だから、和光塾の「自由」は「おのずからによる」なのです。
また、克己は「自由」には五つの構成要素がある、と言います。
その五つについては、また次回ご紹介しましょう。
次回もぜひ、お楽しみに。