和光塾ブログ vol.9「自分が面白がるための目標」

武道の叡智と人間学とを掛け合わせた「文武両道」の学びを目指す中心道。

その中心道の新潟支部であり、自分の人生を自由自在に生きられる人を増やす塾。

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和光塾塾長・加藤克己の人間性、考え方の特徴が端的にわかる、入院当時のエピソードがあります。

脳出血により、左半身が動かなくなった克己。入院してすぐに理学療法士と、半年のリハビリを進めていく上での目標設定をすることになりました。

左半身が動かない状態から考えると、「茶碗が持てるようになる」「階段の上り下りができるようになる」。通常は、こういった目標が一般的なのだそうです。

しかし、克己は他の人とは全く違う目標を掲げました。

「腕立て伏せができるようになる!」

左半身不随で入院している人が、半年後の目標として「腕立て伏せができるようになる」ことを設定したのです。これは、病院でも前代未聞だったと言います。

しかし、克己には考えがありました。目標を設定するからには、自分が面白がれるものでなければ意味がない。

「だったら、腕立て伏せができるようになる!」

これも、克己の「面白がる」意識の一端が垣間見えるエピソードと言えるのではないでしょうか。

ちなみに半年後。きちんと腕立て伏せを二回できるようになったことを明記しておきます。

それでは、今回はこの辺で。

次回もぜひ、お楽しみに。

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