和光塾ブログ vol.7「独立する社員を応援する社長」

武道の叡智と人間学とを掛け合わせた「文武両道」の学びを目指す中心道。

その中心道の新潟支部であり、自分の人生を自由自在に生きられる人を増やす塾。

それが、「中心道 和光塾」です。

このブログでは、中心道新潟支部 和光塾のメールマガジンを抜粋・転載してお送りいたします。

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二十八歳で父の跡を継ぎ、和光ベンディングの社長に就任した克己。

会社経営を通じて「自由な人を増やす」。それこそが、克己が目指したことでした。

では、具体的には何をしたのか。

克己の父・健一は会社設立の当初から、会社が定めるビジョンや存在意義、大切にする価値観(=企業理念)を中心に経営判断を下したり、事業運営を進める「理念経営」を実践してきた。

そこに克己は、人材育成に力点を置くという道を作っていった。

その一つの例が、次世代経営幹部の会「ホンキーモンキーズ」だった。

思わず笑ってしまいそうになるネーミングだが、中身は真剣である。

「和光ベンディングの社員として、どう活躍していくか」について考えることはもちろんだが、むしろ「自分個人が今後、どう生きていくのか」について、深く考える機会を与える、というのである。

そうすると、中には「将来は独立します」という社員も出てくる。

それを聞いて克己は引き止めるのではなく、むしろ応援する。それこそが、彼の考える「自由に生きる人が増える」ことにつながるからである。

こうして会社経営を行う傍ら、克己は様々な人を訪ね、教えを請い、学んできた。

そして、その学びの中で、克己は人生最大とも言える危機に陥るのである・・・。

次回は、克己を襲った「人生最大の危機」。

ぜひ、お楽しみに。

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