和光塾ブログ vol.4 「厳しい状況を見て『面白がる』力」

武道の叡智と人間学とを掛け合わせた「文武両道」の学びを目指す中心道。

その中心道の新潟支部であり、自分の人生を自由自在に生きられる人を増やす塾。

それが、「中心道 和光塾」です。

このブログでは、中心道新潟支部 和光塾のメールマガジンを抜粋・転載してお送りいたします。

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大学在学中、克己は父が経営する自動販売機総合オペレ-タ-の会社「和光ベンディング」の関東支社を叔父と立ち上げ、仕事も手伝った。

そのまま大学卒業後も東京に残る予定だったが、父が病気のため新潟に戻り、本社に入社することになった。

入社後に総務部を創設し、総務部長に就任。翌年には専務となり、社内規約の策定や風土改革を手掛けた。

ところが、折しもバブル崩壊直後。いざ入社してみると、毎月「お金がない」状態だった。

さらには、メインバンクの経営破綻、取引業者からの多額の保証金要求、グループ会社の業績悪化など、和光ベンディングには経営課題が山積していたのである。

年末に、会社の忘年会をしている裏で「来年一月の運転資金が足りない。みんなで自動車ローンでも組んで補填するか?」という話をしていたこともあるという。

しかし、ここで克己の人生哲学とも言える、基本姿勢が定まった、とも言える。

厳しい状況を見て、落ち込まない。どう面白がるかを徹底的に考える。

「どうしたら上手くいくか」、「どうしたら面白くなるか」・・・。

これを常に考えるのが、克己の考え方なのです。

今回は、この辺で。次回は、克己が社長に就任するきっかけについて。

ぜひお楽しみに。

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