武道の叡智と人間学とを掛け合わせた「文武両道」の学びを目指す中心道。
その中心道の新潟支部であり、自分の人生を自由自在に生きられる人を増やす塾。
それが、「中心道 和光塾」です。
このブログでは、中心道新潟支部 和光塾のメールマガジンを抜粋・転載してお送りいたします。
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無事に現役で早稲田大学 政経学部に合格した克己は、入学二年後、アメリカ・ロサンゼルスに留学した。
克己の姉は、カナダに留学していた。それを見て海外に憧れていた部分もあるという。
当時を振り返って、克己はこう話す。
「行くならアメリカでしょ!って思ってましたね。勉強というより『文化を知りに行く』という感じでした」。
ただ、アメリカでアパートを借りての一人暮らしは、克己にとって苦痛と孤独を感じるものだった。
「英語もさほど話せないし、生活ルールや習慣もわからない。かなり孤独な状況ではありました」。
こんなエピソードがある。
克己は、ロサンゼルスで信号を無視したという理由で罰金刑を受けることになった。
「オレはやってない」と友人に話すと、「それなら裁判をしたらいい」と言われたのだ。
その話を真に受けて裁判を起こしてはみたものの、英語が通じない。
仕方がないので、自分の主張を紙に書いて見せる、筆談で裁判を乗り切ることになった。
結果、敗訴。
「ぼくにとっては体験・経験が重要なんですよ」
克己は、笑いながらそう話す。
ロサンゼルスへ行き、孤独に悩まされる。その上、信号無視で裁判を起こし、敗訴する。
普通に考えれば、イヤなこと、辛いこと・・・だと思います。
確かにそうかもしれませんが、克己にとっては「いい経験」であり、「面白がる」ための格好の材料になるのです。
次回のブログは克己がいよいよ、ビジネスパーソンとしてスタートを切ります。
皆さま、ぜひお楽しみに。