和光塾ブログ vol.1 「加藤克己とモンチッチ」

武道の叡智と人間学とを掛け合わせた「文武両道」の学びを目指す中心道。

その中心道の新潟支部であり、自分の人生を自由自在に生きられる人を増やす塾。

それが、「中心道 和光塾」です。

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マンガやアニメのヒーローに憧れる。
そういう人は、世の中にも多くいる。

しかし、自分がアニメのヒーローになろう、という発想をする人は、そう多くはない。

中心道和光塾 塾長・加藤克己は、「自分がヒーローになる」という意識で生きている極めて稀有な存在でもある。

なぜ、克己がそうした発想を持つに至ったか。そして、アニメのヒーローになろうとした瞬間とは。


このストーリーを紹介していくために、まずは、克己の半生を共に遡っていこう。

1970年2月12日。新潟県新津市(当時。現在は新潟市秋葉区)に克己は生まれた。

生まれたときの克己は、2300グラムしかない未熟児。通常であれば保育器に入って成長を待つところ、祖母が克己と湯たんぽを抱きかかえ、温めて育てたという。

幼少期は頑固で、自分の意見を曲げない子どもだった。

聞かん坊で、叱られても自分の非を認めない。

あまりにも言うことを聞かないため、手足を縛られて、真っ暗な納屋に閉じ込められことすらあったという。

しかし、そんな克己にも弱点があった。

それが「モンチッチ」だった。

何を言われても謝らず、譲らない克己だったが、大好きな「モンチッチ」を人質に取られると、泣きながら謝った・・・というのだ。

モンチッチに万が一、何かあったら・・・。当時の克己は、そう思ったのかもしれない。

自分のことよりも、人のことを考える。今の克己にも通じるエピソード、とも言える。

それでは、今回はここまで。

次回は、若き日の克己にとって大きなターニングポイントとなった、大学受験にまつわるエピソードについてご紹介します。

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