武道の叡智と人間学とを掛け合わせた「文武両道」の学びを目指す中心道。
その中心道の新潟支部であり、自分の人生を自由自在に生きられる人を増やす塾。
それが、「中心道 和光塾」です。
このブログでは、中心道新潟支部 和光塾のメールマガジンを抜粋・転載してお送りいたします。
メルマガは2週間に1回程度配信されます。
逃さずに読みたい! という方は、ぜひメールマガジンの登録をよろしくお願いいたします。
困ってるんだけど、誰にも聞けない・・・。
どうしたら良いかを相談したい・・・。
皆さんのそんなお悩みに、和光塾 塾長 加藤克己が時に熱く、時に笑いを交えて回答していきます。
ぜひ、お楽しみに。
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【質問】
人と話していて、ついつい「余計な一言」を言ってしまいます。
この「一言多いクセ」を治したいのですが、どうしたらよいのでしょうか。
【塾長の答え】
はい。いますよね。一言多い人。
横で見ていても「そんなこと言わなきゃ良いのに」と思うことを、つい言っちゃう人。
中心道「人間塾」は自分取扱説明書を作る塾ですから私ももちろん、自分取扱説明書をこれまで
かなり熟読してきたつもりです。

なので、流石に「一言多い」ことはないですね。
余計なことを言ってしまう人、一言多い人がそのクセを治すには、コミュニケーションがズレていることに気付く必要があるでしょうね。
もし、あなたが人とのコミュニケーションで「正しい・間違っている」が気になったり「指導してやろう」という意識が働くとしたら、それはもう「完全にズレている」と言えます。
それは、あなたが上司だからとか、先輩だからとか、親だからとか、そういうことは関係ありません。
コミュニケーションにおいては「良い・悪い」や「正しい・間違い」は、はっきり言って「どうでもいいこと」です。
あなたがどれだけ正しかったとしても、どれだけ正論を述べていたとしても、「自分が正しい!」と思い込んだ時点で「ズレが生じている」と思ってください。
コミュニケーションにおいて最も大切なのは「キャッチボールができているかどうか」です。
「正しいことを言う」とか「正論を並べ立てる」あるいは「余計な一言を言ってしまう」というのも、相手とのキャッチボールが成立していない証です。
中心道は「コミュニケーション武道」です。
なぜ、武道でコミュニケーションを学ぶのか。
それは「一番わかりやすい」からです。
言葉は、いくらでもごまかしが効きます。
どれだけ相手と繋がっていなくても、相手とのキャッチボールが不成立でも、なんとなく「会話している」ようには見える。
ところが、中心道「武術」の稽古では、そうは問屋が卸しません。
「言葉」はごまかせたとしても「身体」はごまかしが効かないのです。
相手と繋がることができればコミュニケーションの7~8割はうまくいきます。
あなたが正しいことを何一つ言わなくても、相手が勝手に、あなたの「あり方」から学びます。
「正しいことを言おうとする」とか「余計なことを言ってしまう」というのは、自我が強い状態にあるからです。

目の前の相手のことを良く見て、自分の身体を緩めていくと、自ずと「肚と肚とで繋がる」ことができます。
そして、相手と繋がるためには、まずは自分の状態に意識を向けないといけません。自分が整った状態でいないと、相手と繋がることは極めて困難になりますよ。
中心道「武術」の稽古をしていると、明らかに相手と「繋がっていない」状態も、逆に「繋がった」という瞬間も感じられます。
稽古の中で、身体を使って「人と繋がる」経験をしておくと、日常生活でも「今、この人と繋がれているか?」という意識を持てるようになり、「繋がった状態」を感られるようになります。
「繋がった」状態がわからなければ、「繋がっていない」状態を知ることもできない。
だからこそ、中心道では「武術」を通じて身体を使って、相手と繋がる稽古を繰り返すのです。
コミュニケーションを変えるなら、まずは「身体」から変えること。
身体が変われば意識が変わり、意識が変われば行動が変わる。
そして、その状態で発する言葉は自ずと相手の心を動かすはずです。
それでは、今回はここまで。
また、お会いしましょう。