武道の叡智と人間学とを掛け合わせた「文武両道」の学びを目指す中心道。
その中心道の新潟支部であり、自分の人生を自由自在に生きられる人を増やす塾。
それが、「中心道 和光塾」です。
このブログでは、中心道新潟支部 和光塾のメールマガジンを抜粋・転載してお送りいたします。
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こんにちは。
中心道 新潟支部 和光塾 塾長の加藤克己です。
「自分を変えたい」とか「変わりたい」っていう人、いますよね。
それは本人の気持ちですから、決して否定はしないのですが・・・。
私は「自分を変えたい」と思ったことはないし、「変わりたい」と思うこともありません。
それは私が素晴らしい人間だから・・・なーんて、嘘です。冗談ですとも。
人にはそれぞれ「特性」があります。その人の「本質」とも言えるでしょう。その本質を「変えよう」としても、とても変えられるものではない、と私は思っているんです。
例えば、私は目の前の課題や問題を一つずつ片付けていくのが苦手です。
一つのことに取り組み始めると、パッと別のことのいいアイデアが思いついてしまったりする。
だから、別のことに手を付けて・・・といった具合に、常に2~3個のことを同時進行で行うことがほとんどです。
でも私は「一つひとつ片付けなきゃ」とか「散漫になってしまってるな」と思うことはありません。
自分が「展開型」だと自覚しているから、「何をしていたか、戻ってこられればOK」と思っているのです。
自分の特性、もっと言えば「本質」を変える必要はない、と私は思うんです。
私は元々、内気で内向的、人見知りな性格です。でも、それを無理に変える必要はない。
もちろん「切り替える」ことはありますよ。
社会人として、社長として初対面の人と話すのが苦手・・・とは言ってられない場面もありますからね。
ただ、でもそれは単なる「やり方」。
自分の根本は変える必要がないし、変えなくていいと思っているんです。
だから、部下に対する対応も変えています。
ある程度、任せた方が力を発揮する人と、細かくチェックした方がいい人と、大まかに分けると2タイプいるなと思います。
相手の考え方やタイプを変えるのではなく、こちらの対応を変えるだけでその人が実力を発揮しやすくなる。
そのタイプをどう見分けるか? ですか・・・?
それは・・・「感性」と「察知力」ですね。
人によっても違うし、実は案件によっても変わる。同じ人に対して、前の案件では任せたけど、この案件では細かくチェックする・・・なんてこともあるわけです。
「何となく、こう感じる」とか「こうした方がいい気がする」という感覚・感性、あるいは状況を察知する力。
これを磨くために、武道を学んでいる。
というと、CMっぽいんですけど(笑)、実際にそうなんですよね。
中心道「和光塾」では、まず「人間」という生命体について深く学んでいきます。
さらに、人間を取り巻く「法則」を、さまざまな角度から理解していきます。そうしていくことで「人間」である「自分」の特性が把握できてくる。
さらに、私を始め、同じ学びを深める同志と関わる中で、人との「違い」も見えてくるはずです。
そして、他の人から見て「自分がどう見えるか?」というフィードバックを受けることで自分自身を今まで以上に深く知ることに繋がっていきます。
そうすると、自分自身を理解して自分を好きになることができる。
自分の特性を理解することが自分を認め、活かすための第一歩になる、というわけです。
興味のある方は、ぜひ一緒に学びましょう。
それでは、今回はここまで。
また、お会いしましょう。