武道の叡智と人間学とを掛け合わせた「文武両道」の学びを目指す中心道。
その中心道の新潟支部であり、自分の人生を自由自在に生きられる人を増やす塾。
それが、「中心道 和光塾」です。
このブログでは、中心道新潟支部 和光塾のメールマガジンを抜粋・転載してお送りいたします。
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こんにちは。
中心道 新潟支部 和光塾 塾長の加藤克己です。
人生において「苦しい時」って必ず訪れるじゃないですか。
私も、苦しい時期が何度もありました。
例えば、バブル崩壊した時。
新潟に帰った直後にバブルが崩壊してメインバンクが倒産してしまった。
実はコロナ真っ只中の時も、うちの会社はかなり苦しかったですよ。
自販機業界は「人が集まるところに置く」、これがそれまでの必勝パターンでしたから「人が集まったらダメ」と言われてしまうとそのパターンごと崩れてしまった。
まさに「想定外」のことが起きたわけです。
その時、どうするのか。もちろん、まずは応急処置です。
目の前にお腹が空いた人がいたら「理想を描け!」って言う前にまずは腹いっぱいメシを食わせるでしょ。
応急処置をしてから、未来を描くわけです。
「これからどうする?」「何をすべき?」と、必死のパッチで考えるわけです。
私は、人に会いに行きましたね。
酒を飲みに行った訳ではないですよ。飲まなかったかと言えば、ノーコメントですが(笑)。
なぜ、人に会いに行ったかと言えば「知恵を借りる」ためです。
もちろん、自分でも打開策は考えます。考えて考えて、考えた上で人に会う。
そうすると、人から自分からは出てこない「アイデア」や「ヒント」をもらえたりします。
そのアイデアやヒントは、徹底的にパクる・・・いや、導入しました。
もちろん、自分でも考えているから、自分のアイデアは相手にも渡す。それがWin-Winじゃないですか。
一人で考えていると、煮詰まるんです。違う着眼点を持っている人と話すことで新しいモノの見方や考え方が得られる。
発想の転換が重要なのです。
だから、人脈・ネットワークはとても大切だと思います。
同業種の仲間も大切ですが、異業種の人と情報交換することも非常に有効だし、重要です。
経営者の多くはよく考えているし、モノの見方を鍛えてる人が多い。
もちろん、まれに何も考えてない経営者もいるわけですけど(笑)。
よく考えている人のアイデアは、たとえ分野が違ったとしても活かせることが多々あります。
それは、師匠にも言えますね。
私の師匠たちは、必ずしも私のビジネスに精通しているわけではありません。
でも、物事の「本質」や「法則」「流れ」「筋道」というのは全てに共通している。
だから、一つのことを突き詰めた人は、それ以外のことに関しても推測がつく。
だから、苦しい時ほど人の話を聞く。これが私の処世術になっていますね。
私の支障の一人、中心道 創始者の須田達史がこんなことを言います。
「努力の量より発想の転換」
自分一人で努力を積み重ねることも、もちろん大切なことです。
でも、場合によっては発想を変えた方が上手くいくこともある。
「努力は必ず報われる」のではなく「報われる努力をする」ことが大事。
そのためには、どうしたら努力が報われるか、時に発想を転換して、今までの常識を疑ってかかる必要がある、ということだと思うんですよね。
それでは、今回はここまで。
また、お会いしましょう。