武道の叡智と人間学とを掛け合わせた「文武両道」の学びを目指す中心道。
その中心道の新潟支部であり、自分の人生を自由自在に生きられる人を増やす塾。
それが、「中心道 和光塾」です。
このブログでは、中心道新潟支部 和光塾のメールマガジンを抜粋・転載してお送りいたします。
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こんにちは。
中心道 新潟支部 和光塾 塾長の加藤克己です。
私には持論があるんですが、聞いてもらえますか?
まあ「イヤだ!」と言われたところで、聞いてもらいますけどね(笑)
「人生は『プラスマイナスゼロ』」だと私は思っているんです。
どういうことかと言うとですね。
苦しいことや辛いことと、楽しいことや嬉しいことの総量は決まってて、それを人生の中で「どう割り振るか」だけなんじゃないか、と思うのです。
よく「若い時の苦労は買ってでもしろ」なんてことを言いますよね。
わざわざ買わなくてもいいとは思いますけど、でも、若い時に苦労をしておくと、「この先は幸せな人生だ!」と楽しみが増えるじゃないですか。
ここで大切なことは「決める」こと。
実際のところ、ここまでの収支がプラスだったか、マイナスだったかはまあ、正直どっちでもいいんです(笑)。
ただ、身体が動くうち、元気なうちにどれだけチャレンジして、ある意味「苦労」を経験しておけるか。
そのことが、人生の後半で効いてくる、と私は思っているんですよね。
でも、別に今から全財産を捨てて仏門に入りなさいとか、修行しなさいとか、そういうことが言いたいわけでもないんです。
ええ「加藤教に入信して毎月100万円お布施せよ」なんて言わないですから、安心してください(笑)
大切なことは「視座を上げる」こと。
例えば、いま私たちがこの日本という国で安心・安全に暮らせているのは、なぜか。
それは、先人の皆さんが日本という国の骨格を作り、制度を整え、そして先の戦争では国を守るために戦ってくれたからに他なりません。
現時点でも、世界に目を向ければ戦争・紛争が各地で続いている。そこに意識を向けてみれば、いまの平和な暮らしが「当たり前」ではなくなる。
「当たり前」がない前提に立って生きてみると「ありがとう」が溢れてくるはずです。
私の場合、脳出血で左半身が自由には動きません。
でも、そうなる前には左半身が動くのは「当たり前」だと思っていました。
でも、脳疾患を患った方の中には、歩けない人もいるし、発症した瞬間に生命を落としてしまわれる方すらいる。
私は軽症で済んで、ありがたかった。
本当に「おかげさま」なわけです。
そうやって自分以外のことにも目を向けて視座を上げて考えていくと、「今の自分には何ができる?」と、チャレンジしたいと思えてきませんか?
私は、病気からの復活にチャレンジしています。
皆さんは、何にチャレンジしますか?
それはある意味「苦労」になるかもしれませんが、きっと魂が喜ぶ生き方に繋がっていく。
私は、そう確信しています。
何だかマジメなメルマガになっちゃいましたが・・・。仕方ないですよね、根がマジメですから(笑)。
それでは、今回はここまで。
また、お会いしましょう。