武道の叡智と人間学とを掛け合わせた「文武両道」の学びを目指す中心道。
その中心道の新潟支部であり、自分の人生を自由自在に生きられる人を増やす塾。
それが、「中心道 和光塾」です。
このブログでは、中心道新潟支部 和光塾のメールマガジンを抜粋・転載してお送りいたします。
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こんにちは。
中心道 新潟支部 和光塾 塾長の加藤克己です。
突然ですが皆さん「魅力」って何だと思いますか?
辞書的な意味で言えば「人の心を惹きつけ夢中にさせる力」ということなんですけど、そういうつまんないことを聞きたいわけじゃないんですよ(笑)。
人を惹きつける、摩訶不思議な力。その源泉って、どこにあるのでしょう。
まあ、私のように魅力的な人間は生まれ持った資質があるから・・・なんて話がしたいわけではないのです。
私は大学を卒業して新潟に戻り、父の会社である和光ベンディングに入社しました。
そして、20代で会社の大ピンチに直面したわけです。
でも、その時私はある意味「いい加減」に捉えることにしたのです。
目先の危機的状況を考えてもしょうがない。
究極「オレの会社じゃないしな」ぐらいに思っていたかもしれませんね。ヒドイですね(笑)
でも、ある側面ではそれが良かったのです。
ちょっと離れて危機的状況を見た結果、「あ、オレは人財育成をするべきだな」と自然に思えたのです。
和光ベンディングに必要な人財をいかに育てていくべきか。今は創業者の父が引っ張っているから
何とか進んでいるけれど、今後必要なのは「和光に必要な人財を育てること」だ。それが、オレの役割なんだなーとその時に腑に落ちたのです。
そして、自分に必要なものは何か? を考えに考えに考えに考えた結果。「魅力が必要だ」と思ったのです。
「魅力」という人を惹きつける、摩訶不思議な力を持っている方が人を育てる際には絶対にプラスになる。そう思ったんです。
そして、たくさんの恩師に会いました。師匠はみんな「魅力的」な人でした。
その魅力は、どこから生まれているのか。
どうやら「経験」からしか、その人の魅力は生まれてこないらしい、とわかったのです。
例えば、『北斗の拳』の雲のジュウザにしろ、『ONE PIECE』のロロノア・ゾロにしろ、『ろくでなしBLUES』の前田太尊にしろ、『機動戦士ガンダム』のシャアにしろ。
みんな「経験」を経て、魅力的になったのです。
なんで全員マンガの登場人物かって? 私が魅力的な人物を語る上では彼らを外すことはできないでしょう(笑)
でも、自己流ではダメですね。
自分ではない、自分のことをよく見てくれる「師匠」に付いて、学び、経験・体験を積む。
時には理不尽に思えることもあるでしょうし「何の意味があるんだろう?」と思うこともあるかもしれません。
でも、師匠が言うなら「はい」しかない。
その経験・体験の積み重ねが、実は、その人の「魅力」を創っていく。
そのことをわかっているから、私は「はい」と答えて、やるだけなんですよね。
それでは、今回はここまで。
また、お会いしましょう。